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日々の発見と気づき

言葉には、人の心を動かす力がある

今日は、ニューヨークの小さなエコデザイン会社Holstee(ホルスティー)社のマニフェストをご紹介します。 このマニフェストは、創業時に彼ら自身が掲げた「人生の指針」。そのまっすぐで率直な言葉は、世界中で共感を呼び、 ポスターや動画としても広がっています。 初めて読んだとき、こう思いました。 「言葉って、こ...

読書メモ

その人らしさ”とは何か――言葉にできない問いに触れた日

『ひとの気持ちが聴こえたら』ジョン・エルダー・ロビソン著 今年読んだ本の中で、いちばん心を動かされた一冊でした。(…まだ年末まで少しありますが) 紹介してくれたのは、鍼灸師・トレーナー・心理士・ランナーとして活躍されているリライズ鍼灸院の院長・行方悟郎さん。 著者のジョンは、自閉症スペクトラム(アスペルガー...

理念を言葉にする

社長の想いは、社員の心にまっすぐ届いていますか?

社長の想いは、社員の心にまっすぐ届いていますか? 先日、フィットネスクラブ「ラストウェルネス」様の代表挨拶文を制作させていただきました。 「代表挨拶」は、理念を伝える大切な一歩です。 きっかけは「理念策定」のご依頼から。 理念の策定では、何度も対話を重ねながら、どんな未来を目指すのかどんな価値を届けたいのか...

美術展メモ

どんなものからも、建築は生まれる

六本木の森美術館で開催中の建築家・藤本壮介さんの展覧会へ行ってきました。 会場に入ってまず圧倒されるのが、模型の数。 建築の発想の源となった素材とともに、マッチ箱や松ぼっくり、丸めた紙やポテトチップスまで、所狭しと並べられています。 その間を歩きながら上を見上げたり、覗き込んだりしていると、まるで「森」を散...

コピーライティング

ライティングで一番大切なのは、“文章力”じゃない

今日は、採用サイトの経営者ストーリーを作るために、4名のスタッフの方にインタビューをさせていただきました。 「経営者ストーリーなのに、なぜ社員に?」そう思われるかもしれません。でも実は、採用活動で本当に伝えるべき“会社の価値”を一番よく知っているのは、経営者ではなく社員さんなんです。 ライティングで一番大事...

チームビルディング

「いい話だったな〜」で終わらせない研修を

昨日、ある会計事務所さんで「目的・目標とビジョン ~組織で働くってどういうこと?~」という研修を行いました。 研修といっても、ただ話を聞いて勉強するだけではありません。 正直、聞くだけの研修って眠くなってしまうことってありませんか。 そのときは「いい話聞いた!」と思っても、次の日にはもう忘れてしまっている。...

採用ブランディング

西へ東へ、研修づくしの一週間

今週は西へ東へ、研修づくしの一週間でした。 その中のひとつは、あるクリニックの採用プロジェクトを締めくくるワークショップ。 これまでの取り組みを振り返りながら、メンバーそれぞれの感想や気づきを共有し、これから見学に訪れる方をどう迎えるか――みんなで前向きに話し合う、温かな時間になりました。 中でも印象的だっ...

読書メモ

美しさを解き明かす学び

寺田寅彦『科学と科学者のはなし』を読んで 学生時代、理数系の科目はまったく得意ではありませんでした。それなのに、こんなにも夢中でページをめくってしまうなんて。 今回ご紹介したいのは、 物理学者・寺田寅彦によるエッセイ集 『科学と科学者のはなし』です。 彼は夏目漱石の弟子でもあり、 随筆家としても知られる明治...